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トランス出来るかもしれない?クラシック音楽5 


今回は催眠にとても縁のある楽器を紹介します。
催眠術の祖であるメスメル(1734-1815)が実際に施術に使用したと言われるグラスハーモニカです。
その音を聴いた(あるいは演奏)した者が死亡する、発狂するとの噂が広まったため、長らく演奏されることはなく、また楽器自体も製造されることがありませんでした。
メスメルと同時代に活躍していたモーツァルト(1756-1791)やベートーベン(1770-1827)も、実はこの楽器のためにいくつか曲を残しているのですが、数は多くありません。
フランス革命(1789年)以降ベートーベンの活躍した時代には、「貴族のためのサロン音楽」から、「より多くの観客のための市民音楽」へと移行する時期と重なったこともあり、劇場で小さな音量しか出せないグラスハーモニカのような楽器は、どんどん淘汰されざるを得ない運命となったのです。
バッハ(1685-1750)の活躍していた貴族音楽の栄えた時代には、リコーダーやギター、マンドリンも主流でしたが、音量の問題や表現できる音域の狭さから、代わりにピアノが台頭し始めます。
ピアノの前身であるフォルテピアノやチェンバロなどは通奏低音楽器と呼ばれ、伴奏扱いを受けていたのにもかかわらず、大きな音量や豊かな音域を出せるようにと開発が進んだため、その後の独奏曲や協奏曲の花形楽器となったのです。

今回紹介するグラスハーモニカですが、前述したようにwikiペディアには、精神障害を引き起こすなどのような不安を煽る記述があります。
この古い楽器の再生が進んだいま現在、演奏者や聴いた者の死亡や精神障害などの報告は無いと思います。
おそらくパソコンの高周波ノイズのほうがひどいはずですし、何十回、何百回と聴いているもちだも変人ではありますが、発狂まではしていませんので安心してください。
一度ここを読んでから納得のうえ再生してください。
メスメル
グラスハーモニカ




曲自体はとても美しい、天上の調べのような音楽です。
モーツァルト グラスハーモニカのためのアダージョKV356(KV617a)





http://www.hmv.co.jp/product/detail/59620/track/1
(↑ブロッホ盤 グラスハーモニカ曲集 試聴出来ます)



[ 2009/10/30 20:19 ] 同人日記 | TB(0) | CM(0)

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