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次回作は催眠で行きます。 ジャンル的には「音声催眠」で、公開は10月後半くらいです(未定) 第20弾から半年経って、自分なりに分かってきたことも多々あるので、次回作は語法を大きく改良していきたいと思います。 具体的には催眠術師→被催眠者の関係をオーソドックスな催眠より(古典催眠メイン)にします。 視点はRPGゲームでいうところの3Dダンジョン型に聞こえるようにします。 淫語ボイスの語法だと、「見下ろし型RPGに聞こえる」あるいは「そう聞こえそうな場合も」あるようです。
実は催眠も淫語ボイスもPOV(主観)なのですが、「あなたは~になります」、「~すると~になります」、「~なるかもしれません」という暗示がないので、催眠誘導に独特の魅力を感じる人には「受ける・掛かる」イメージを補完する作業が面倒なのだそうです。
ここは非常に重要な点です。
熱心な音声催眠ファンの方には周知なのですが、「催眠の語法が好きだという理由で音声催眠にはまる」ということを知っている人は少ないのです。 自覚があるや無しやに関わらず、自分が催眠の渦中にあるという「トランス状態」を感じることが好きな方がほとんどです。 そしてそれは時に「催眠の語法でしか作り出せないもの≠淫語ボイスの語法」という暗示を自らに入れ、壁を作り出すこともあります。 音声催眠をやりますと言っておいて何なのですが、淫語ボイスの類型、催眠の類型、その他の類型というのは本当はありません。 ただ形的に「そう聞こえる」から「そう呼んでいる」だけです。 同じように催眠の人だからエロが書けない、エロの人だから催眠が書けないということはありません。 それはあたかも「醤油」とラベルの貼られたビンに、なみなみと「オレンジジュース」を注いで飲むと、「これはオレンジジュースの味がしない」と言っているのと同じ事です。 そしてラベルを剥がすと美味しいオレンジジュースを飲むことが出来ます。 「催眠に入っていく、あるいは掛けられる」と認識されやすい言葉を選んで創作していくことは、とても面白い作業ですね。
そして今、あなたがこうして読んでいる文章もすべて暗示に思い始めて来ています。
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